???
美容のCMには様々なものがあります。
今日もパソコンで「赤ちゃん肌になれます」系のキャッチコピーにひかれて
某社の美容液の広告をみていました
あれっ?
左が美容液のCMに使われていた皮膚の模式図。右が皮膚科学会が発表している皮膚の模式図です
角質層の位置が、左は表皮の下にあり角質層に線維芽細胞やコラーゲンがある図になっています
皮膚科学会の図では、角質層(各層)は表皮の一番上にあり、コラーゲンがあるところは真皮になっています
どちらが正確なものか?・・・皆さんおわかりですよね。角質層は表皮の一番上にあり、コラーゲンや線維芽細胞は真皮に存在しています
「○○美容液は角質層に浸透し・・・」とか「各層の奥深くまで浸透します」という表現がCMでよくみかけられますが
角質層は実際は肌の一番表面にあるので、基底層や真皮まで化粧品の成分が浸透しないのが現実です
私はこの肌の模式図を使って宣伝している美容液を使ったことはありませんので、実際効果があるかどうかは
わかりません
しかし、あきらかに正しくないと思われる図を使って効果を謳う事には疑問を持ちます
正しい知識を持って商品を見る目を養う事が必要だと思います
モイスティーヌでは、アドバイザーになる第1段階でこの皮膚の構造についてしっかり勉強致します。
ご自分の使っていらっしゃる化粧品はどこまで浸透しているのだろう?・・そんな疑問をもたれましたら
お近くのモイスティーヌサロンのアドバイザーにお尋ね下さいね
くしやま